「講師の活動 まとめノート part1」12月午後授業レポート07
しののいまちの教室スタッフの福田です。
全12回にわたって「場の継続」についてのレポートをしていく第7回目。
今回、講師に萩原さんをお迎えするにあたって、萩原さんが関わった場を実際に見に行こうということになり、今度スタッフみんなで東京へ行くことになりました!
その時行く予定の場所はしっかり予習しておかなければ理解も楽しさも半減です!なので、予習してきました。その内容をまとめようと思います。
プロフィール

萩原 修(デザインディレクター)
● 1961年生まれ。東京の国立育ち。
● 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 卒業。
● 大日本印刷株式会社で約10年、リビングデザインセンターOZONEで約10年働く。
● 2004年に独立。日用品、住宅、店舗、展覧会、展示会、イベント、コンペ、書籍、雑誌、ウェッブサイトなどの企画、編集、プロデュース、ディレクションをてがける。
● 名古屋芸術大学、武蔵野美術大学、東京工芸大学、大同大学、桑沢デザイン研究所、バンタンデザイン研究所などで講演や客員教授、非常勤講師などをつとめる。
● 2005年に実家のあとを継ぎ「つくし文具店」店主になる。
● 著書に「9坪の家」、「オリジンズ」、「デザインスタンス」、「コドモのどうぐばこ」などがある。
■西荻紙店
「紙とデザインを通じて人が出会う場」

● 中央線沿いに縁のあるデザイン関係の人たちや、地域とデザインをつなぐネットワーク「中央線デザインネットワーク」の活動拠点のひとつ。国立本店とは姉妹店。
● 紙とその周辺のプロダクトの展示や販売をするギャラリーショップ。
● デザイナーやメーカーと協力して、紙や印刷についての研究、実験をおこなう。
● 少人数で先生と生徒が一緒に研究するようなワークショップも開催。
普段の生活の中で紙は身近なものだからこそ、デザインやアイデアでもっと楽しく、びっくりするような使い方ができる姿の紙を見ると、心躍ってつい見入ってしまいます。
そんな商品が並ぶ西荻紙店。写真を見るだけでもわくわくしてしまいます!
本当にここにあるの!?といった建物の2階にあるそうなのですが(笑)、だからこそコアな紙好きデザイン好きが集まり、刺激的な出会いが待っている場なのかもしれません。
■国立本店
「本と人が交差する、街の断片を集める場」

●「中央線デザインネットワーク」の活動拠点のひとつ。西荻紙店とは姉妹店。
● 建築やアート、デザインの古本を中心として本を展示。
● カフェとしてコーヒーなども提供。
● 本、街、編集、デザインを意識したイベントやワークショップなどをおこなう。
本と街をテーマとして、誰でも気軽に入っていろんな使い方ができる国立本店。
中央線沿線の本があいてあったり、コーヒーが飲めたりするところから、街と関わり、オープンな場であることがわかります。
もともと中央線デザインネットワークの活動拠点ということで、アーティストの作品展示もしていて、まさにデザインと本と街の人が入り乱れて交流できるところが魅力です。
■つくし文具店
「デザインや文具で集まる、ゆるやかな交流の場」

● お母さんが1990年ごろまでやっていたのを、萩原修さんが再オープンした文具店
● コンセプトは、「つながる、くらしと、しごと」。くらしと仕事がつながるためのデザインやデザイナーの仕事を伝える場
● オリジナル文具や知り合いのデザイナーがつくった文具を販売
● 文具についての展覧会やワークショップなどを開催
● アルバイトではなく、やりたい人が店番をする「日直」制度をつくる
内装のコンセプトは「教室」なのだそう。黒板のような壁や掲示板が活躍し、文具が似合う空間が想像できます。
デザインでもっと地域や暮らしに何かできないかと模索している萩原さん。その考えが一番現われているのがここなんじゃないかと思いました。
昔、お母さんがされていた文具店で見られた近所のおばちゃんたちの井戸端会議。そんな地域の中での交流の場を、デザインという要素を入れて復活させようとしているんだと思いました。
萩原さんのデザインはモノの単体だけではなく、その周りにあるものも一緒に考えています。
今回調べた3つのお店も、そういうデザインがされている場だと思います。
でも、やっぱり場の雰囲気や空気感は実際に行ってみないと正確には伝わりません。調べていてイメージはだいぶ膨らみましたが、はたしてそのイメージと実際の場は同じなのか?
行ったからわかる発見が絶対あるので、東京に行くのが楽しみです!
萩原さんの活動は多岐にわたり、たくさんあります。
まとめノートpart2でもまだまだ紹介していきますのでお楽しみに!
***
しののい まちの教室 「プロジェクトから場所を考える」
開催日時:2013年12月21日(土)14:00〜
(開場13:30、授業は2時間程度を予定しています)
講師:萩原修(デザインディレクター)
募集人数:35名(要予約)
参加費:1000円
会場:未定
(詳細は決定次第、お知らせいたします。)
※ 授業内容は予告なく変更される場合がございます。
※準備の様子はFacebookイベントページでもお伝えしています!
>>>お申し込みはこちらから
全12回にわたって「場の継続」についてのレポートをしていく第7回目。
今回、講師に萩原さんをお迎えするにあたって、萩原さんが関わった場を実際に見に行こうということになり、今度スタッフみんなで東京へ行くことになりました!
その時行く予定の場所はしっかり予習しておかなければ理解も楽しさも半減です!なので、予習してきました。その内容をまとめようと思います。
プロフィール

萩原 修(デザインディレクター)
● 1961年生まれ。東京の国立育ち。
● 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 卒業。
● 大日本印刷株式会社で約10年、リビングデザインセンターOZONEで約10年働く。
● 2004年に独立。日用品、住宅、店舗、展覧会、展示会、イベント、コンペ、書籍、雑誌、ウェッブサイトなどの企画、編集、プロデュース、ディレクションをてがける。
● 名古屋芸術大学、武蔵野美術大学、東京工芸大学、大同大学、桑沢デザイン研究所、バンタンデザイン研究所などで講演や客員教授、非常勤講師などをつとめる。
● 2005年に実家のあとを継ぎ「つくし文具店」店主になる。
● 著書に「9坪の家」、「オリジンズ」、「デザインスタンス」、「コドモのどうぐばこ」などがある。
■西荻紙店
「紙とデザインを通じて人が出会う場」

● 中央線沿いに縁のあるデザイン関係の人たちや、地域とデザインをつなぐネットワーク「中央線デザインネットワーク」の活動拠点のひとつ。国立本店とは姉妹店。
● 紙とその周辺のプロダクトの展示や販売をするギャラリーショップ。
● デザイナーやメーカーと協力して、紙や印刷についての研究、実験をおこなう。
● 少人数で先生と生徒が一緒に研究するようなワークショップも開催。
普段の生活の中で紙は身近なものだからこそ、デザインやアイデアでもっと楽しく、びっくりするような使い方ができる姿の紙を見ると、心躍ってつい見入ってしまいます。
そんな商品が並ぶ西荻紙店。写真を見るだけでもわくわくしてしまいます!
本当にここにあるの!?といった建物の2階にあるそうなのですが(笑)、だからこそコアな紙好きデザイン好きが集まり、刺激的な出会いが待っている場なのかもしれません。
■国立本店
「本と人が交差する、街の断片を集める場」

●「中央線デザインネットワーク」の活動拠点のひとつ。西荻紙店とは姉妹店。
● 建築やアート、デザインの古本を中心として本を展示。
● カフェとしてコーヒーなども提供。
● 本、街、編集、デザインを意識したイベントやワークショップなどをおこなう。
本と街をテーマとして、誰でも気軽に入っていろんな使い方ができる国立本店。
中央線沿線の本があいてあったり、コーヒーが飲めたりするところから、街と関わり、オープンな場であることがわかります。
もともと中央線デザインネットワークの活動拠点ということで、アーティストの作品展示もしていて、まさにデザインと本と街の人が入り乱れて交流できるところが魅力です。
■つくし文具店
「デザインや文具で集まる、ゆるやかな交流の場」

● お母さんが1990年ごろまでやっていたのを、萩原修さんが再オープンした文具店
● コンセプトは、「つながる、くらしと、しごと」。くらしと仕事がつながるためのデザインやデザイナーの仕事を伝える場
● オリジナル文具や知り合いのデザイナーがつくった文具を販売
● 文具についての展覧会やワークショップなどを開催
● アルバイトではなく、やりたい人が店番をする「日直」制度をつくる
内装のコンセプトは「教室」なのだそう。黒板のような壁や掲示板が活躍し、文具が似合う空間が想像できます。
デザインでもっと地域や暮らしに何かできないかと模索している萩原さん。その考えが一番現われているのがここなんじゃないかと思いました。
昔、お母さんがされていた文具店で見られた近所のおばちゃんたちの井戸端会議。そんな地域の中での交流の場を、デザインという要素を入れて復活させようとしているんだと思いました。
萩原さんのデザインはモノの単体だけではなく、その周りにあるものも一緒に考えています。
今回調べた3つのお店も、そういうデザインがされている場だと思います。
でも、やっぱり場の雰囲気や空気感は実際に行ってみないと正確には伝わりません。調べていてイメージはだいぶ膨らみましたが、はたしてそのイメージと実際の場は同じなのか?
行ったからわかる発見が絶対あるので、東京に行くのが楽しみです!
萩原さんの活動は多岐にわたり、たくさんあります。
まとめノートpart2でもまだまだ紹介していきますのでお楽しみに!
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しののい まちの教室 「プロジェクトから場所を考える」
開催日時:2013年12月21日(土)14:00〜
(開場13:30、授業は2時間程度を予定しています)
講師:萩原修(デザインディレクター)
募集人数:35名(要予約)
参加費:1000円
会場:未定
(詳細は決定次第、お知らせいたします。)
※ 授業内容は予告なく変更される場合がございます。
※準備の様子はFacebookイベントページでもお伝えしています!
>>>お申し込みはこちらから
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