しののい まちの教室

8月午後授業「その場づくりは本当に必要なの？」授業コーディネーターの瀧内です。

８月午後授業開催に向けて、授業コーディネーターと運営スタッフが
長野や東京で場づくりに関わる人をインタビューして回った
8組の人たちとの話のなかで、印象に残った話をまとめる第2回めです。

同世代を中心に、幅の広い人たちをつなぐ
ハブとしての機能を持ちつつある、cafe&select amijok。
訪れるたびにその場所のファンは着実に増えつつある、と感じています。

「ちゃんとサービスをしている人にとっては、なにそれ、と思うかもしれないけど、
楽しいとか悲しいとか、そういう感情をお客さんとともに感じていきたい。
おおげさかもしれないけど、ほんの少しだけでもその人生に関わりたい。」
そんなことを臆面なく言う小島くん。
小島くんはピュアだ。すべてをさらけ出すように、ただそこに気持ちを置いている。
決して悪い意味ではなく、感じるがままに生きている・・・
改めて話を聞きながら、そんなことを思いました。

同時にこういうところ（講師の）萩原さんに似ているな、と感じます。
自身の心を隔たりなく世の中から見える場所に置くところ。
思うようにいかない現実に振り回され傷つきながらも、
やがては前を向いて、仮に障害物が見えていたとしても、そこへ向かって一直線に歩きはじめてしまうところ。

萩原さんからもそんな部分を感じて、本当にやりたいと思うことに対しての向き合い方、
仲間のつくり方みたいなものを感じてもらえればうれしいです。
決して計算なんかじゃなく、ただそんな彼らを助けたいと思う人が周りに輪をつくるように集まっていく。
もしかしたら、そんな彼らの近くにいることが、仲間となる人たちにとっても、
生きているなかでの指針みたいなものをつくっていくのかもしれないな、とも思います。

（明日に続く）

しののい まちの教室
8/17午後授業「その場づくりは本当に必要なの？」
開催日時：2013年8月17日（土）14:00〜
（開場13:30、授業は2時間程度を予定しています）
募集人数：35名（要予約） 参加費：1000円
会場：まちの社交場 暮らしの道具 Orche
お申し込みはこちらから。