8月午後授業前レポート3「その場づくりはまちづくりの自然なあり方と同じかもしれない」

8月午後授業「その場づくりは本当に必要なの?」授業コーディネーターの瀧内です。

8月午後授業開催に向けて、授業コーディネーターと運営スタッフが
長野や東京で場づくりに関わる人をインタビューして回った
8組の人たちとの話のなかで、印象に残った話をまとめる最後となる3回めです。

OPENの話を聞いていて、そのあり方はとても自然なことのように思った。
本藤さんのインタビューで聞いた、それぞれ、独立した仕事をしながら、
それぞれが本当にやりたいと思う企画をやる。
そこに全員が参加する必要はない。自分たちはそれは無理がある、と感じている・・・

蔵が連なる、この場所に魅力を感じて集まって、ゆるやかな協同体のようなカタチで、それぞれの仕事がある。
それは、もしかしたら、それは「まちづくりの自然なあり方」でもあるかもしれないと。
そのまちが好きで、そこに暮らし、あまり無理のない範囲で、ちゃんと楽しいと思えることをしていく。
暮らしている土地に関与していく、というのは実はとても大変なことだけど、祭りのようなわかりやすいカタチで参加してもいいし、たまに地域のゴミ拾いのような企画を楽しくやるとか。
少しずつその土地や人柄がわかっていって、少しずつ楽しくなっていく。無理の無いあり方。

自分自身、このところ打ち合わせでOPEN内にあるOrcaというカフェを打ち合わせ場所として利用することが多くなっていたのだけど、強制感のない街のような、そのゆるやかさが適度に心地よかったのかもしれないと思えてきた。
知っている誰かに会うかもしれないし、会わないかもしれない。会ったとしてもお互いに余裕があれば、ちょっと話をする。自分が長野の街に感じている適度な人との距離感がある場所。
そう考えたとき、冒頭の自然さというのが妙に納得がいった。

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いよいよ明日開催!しののい まちの教室
8/17午後授業「その場づくりは本当に必要なの?」
開催日時:2013年8月17日(土)14:00〜
(開場13:30、授業は2時間程度を予定しています)
募集人数:35名(要予約) 参加費:1000円
会場:まちの社交場 暮らしの道具 Orche
お申し込みはこちらから。



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2013年08月16日 Posted byしののい まちの教室 at 14:56 │授業について